看護師の転職における内在する不満

看護師が転職を希望する時には、職場に対する何らかの不満が内在しています。

 

不満の中身は、給料や賞与、地位などの待遇面であったり、勤務時間や休憩時間、夜勤、ローテーションなどの労働環境面だったり、産休や保育施設などの福利厚生面だったりと、人によって様々です。

 

給料や賞与に関しては、就業前に思っていたものと違うということで即不満につながりますが、それだけではなく、生活に影響することでもあるので、転職の大きなインパクトになります。

 

労働環境に関しては、看護師というのは患者の生命を預かる仕事でもあるため緊張することが多く、他の職業と同じ労働環境であっても、ストレスの度合いが強くなっています。そのため、はた目から見るとそれほどきつい条件に見えなくても、当人にとっては精神的な疲労が蓄積していることがあります。

 

福利厚生の面における産休や保育施設の充実は、看護師が子どもを産んでからも仕事が続けられるかどうかの大きなポイントになります。産休制度が充実していないために仕事を辞めざるを得なかったり、病院内に子どもを預ける保育施設が無いために仕事に戻れなかったりすることが少なくありません。

 

全国的に看護師が不足している状況の中で、現在就業している看護師に離職したり転職されたりしては病院にとっておおきな損失になるだけではなく、病院の死活問題にさえなりえます。喫緊での就業環境の改善が必要です。

 

ただし、看護師においても、いくら現在は看護師に対する求人が非常に多く、転職する上で有利な環境になっているからとはいえ、単に現在の職場が不満だからといって安易に転職しても、同じ結果になることが少なくありません。

 

医療現場における看護師に求められているものと、自分の技術や知識がかみ合っているのか、また自分の要求と自分のスキルのバランスが取れているのかを冷静に見ることも重要です。

 

看護師のやり甲斐とは

 

私は看護師になって7年目になります。中堅看護師として新人の教育や業務改善等に追われる日々を送っています。残業は当たり前で休憩もあまりとれない事もあります。大変な仕事ですが、その反面とてもやり甲斐を感じる職業だと思います。

 

2年前、私は夜勤でとある末期癌の患者さんを受け持ちました。その患者さんはほぼ意識がなく、時折疼痛や呼吸苦で呻く事がありました。その度に付き添いの家族の方は不安でたまらなかったと思います。私はその患者さんのケアに付きっきりでした。鎮痛剤を投与し、体位を変え、吸引をするなどして苦痛を取り除けるように頑張りましたがなかなか呻き声が治まらない時もありました。

 

朝になり、申し送りをした後も自分の行ったケアがよかったのか悩みました。そして、私が帰った後に患者さんは亡くなりました。

 

翌日は鬱々とした気分で出勤しました。しかし、主任から「○○さんの家族が夜勤の看護師さんにはよくしてもらった。ありがとうございました。と言ってたよ」と言われ心がすっと楽になりました。

 

どんなに忙しくても、患者さんや家族から「ありがとう」と言われると看護師をやってて良かったと思います。それが1番のやり甲斐です。これからも看護師を頑張って続けていきたいです。

 

 

男性の看護師を増やす政策

 

現在日本では看護師不足が深刻です。今だに看護師はほとんどが女性なので、結婚出産を機に退職・休職をすることが少なくないからです。一方雇用の現場では非正規労働者やパートで働いている若年労働者は増え続けています。

 

これからはもっと男性の看護師を増やすことが、看護師不足のための有効な方策です。

 

また雇用のミスマッチを是正することにもつながります。

 

しかし今まで女性が圧倒的に多い職業だったために、男性が入りにくい雰囲気はぬぐえていません。

 

 

これからは国や自治体がもっと積極的に、男性看護師を増やすような政策を立案し実行していくべきです。

 

そのためにはもっとテレビや新聞などで、男性看護師はこれから日本にとって重要なそしてやりがいのある職業であることを宣伝することが必要でしょう。

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